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Aalto Internationalは、第7期を迎えました。
これまでご支援いただいてきた皆様、プロジェクトを共に実施してきた皆様、
パートナーの皆様、いつもAalto International (AALTO)を見守っていただき、ありがとうございます。
2020年5月12日、AALTOは第7期を迎えました。
コロナの影響で社会が大きく揺れ動く最中からの始まりです。
AALTOへの影響は、Noteにまとめています。
AALTOは、ものづくりに特化してきた企業に対して、
『グローバルでの価値づくりと伝達』に取り組んでいます。
第6期は、AALTOの扱うプロジェクトも、中長期に渡るもの、
『先端技術の開発・普及に取り組む企業の信頼を創り、新しい協働を生む』
というテーマに絞ってきました。
AI、IoT、ヘルスケア、製薬、スマート農業、エネルギー、
モビリティ、ロボティクスなどの分野でプロジェクトを実施してきました。
また、技術 × 社会課題解決に絡む分野で、
人づくりの教育プロジェクトにも少し関わりはじめています。
私たちの仕事は、企業ブランドの信頼を創るという仕事で
『目に見えないもの』を扱い、創る仕事です。
「それが、今すぐ、何になるの?」
すぐに目の前に、扱えるものが見えないため、
その疑問に対して答えることには、四苦八苦してきました。
しかし、このコロナの状況において、私たちは、
何が必要で必要でないか、何を残していきたいか、
誰と一緒に乗り越えて未来に進んでいきたいか、
と改めて問うことになりました。
そこで、目に見えない強い「信頼」や「関係性」の重要性が
より感じられるようになっていると思います。
AALTOも、この6年間でその重要さを肌で感じてきました。
時に、自分たちが応えきれなかった無力感や悔しさを味わい、
たくさんの人に支えられて、信頼や関係性の大事さを学びながら、
AALTOは、第7期を迎えられたのだと思います。
その意味で、私にとっては、特別な想いが詰まった6年間です。
現在は、社外も含めて、様々な立場のメンバー、
海外含め15ヶ国の仲間と仕事をするようになりました。
AALTOの提供するサービスは、いずれも、
『相互の関係性』『継続性』『資産になること』に重点を置くものです。
コミュニケーション創りでは、花火型でのような刹那的な施策ではなく、
焚き火のような場を創ることを大事にしています。
様々な立場の人々が一緒に集まって、温まって、対話が生まれ、火を絶やさない、
そんな企業コミュニケーションのあり方を追求していきたいと考えています。
私には『社会の課題解決に取り組む、国境なき技術チーム』を創る
という、ミッションがあります。
幼いころの震災経験が自分の心の中に深くあり、
生きている間に社会に恩返しをしたいという想いがあるからです。
現在、AALTOが企業に提供することは、価値づくりですが、
その先に、技術の企業や人材と一緒に、
より良い未来の社会をつくっていくことを目指したいと考えています。
AALTOに関わる全ての企業、パートナー、専門家などの皆様への
感謝の気持ちを胸に、これからも着実に、共に歩んでいく第7期にしたいと思います。
今後ともAALTOをよろしくお願いいたします。
2020年5月12日
AALTO INTERNATIONAL JAPAN
CEO 福井麻里子